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ENTERPRISE 2nd season

2004年にスーパーチャンネルで視聴したときの感想です。

2004/05/01

今年のまるごとスタートレックは、70時間!狂気の沙汰としか、思えない。とりあえず、初放映のセカンドシーズンだけは、見るつもり。それでも、26話分か。以下、生見した分だけ。残りは、現在、ビデオに録画中。

Shockwave, Part II 暗黒からの衝撃波(後編)

脚本が、あらっぽいな。前編が、連邦の崩壊という、大風呂敷を広げて終わったわけだが、それを、今回、1話で、元に戻すために、かなり、無茶してる気がする。敵のスリバン人が、変な装置いじったくらいで、未来に行ってた船長が、戻ってくるなんて、都合よすぎ。

Carbon Creek スプートニクの飛んだ夜に

トゥポルの昔話。過去の地球に、ヴァルカン人が、やって来ていたという話で、まったりムードを楽しめる。時代は、現在のアメリカ人が、懐かしいと思えるくらいの過去か。地球人を、ふつうにしゃべってたヴァルカン人、翻訳機は、どうしてたんでしょう?インプラントタイプのを使ってたのか?最後、地球に残ったヴァルカン人は、今後、伏線として使えそう。

Minefield 許されざる越境

ロミュラン初登場。トゥポルによると、わかってるのは、名前くらいで、その他は、一切不明。今回、宇宙船が出てきたが、TOSに出てきたのを、すこし、未来的にしたようなデザインだった。しかし、ロミュラン語の翻訳に、あれほど手間がかかったのは、なぜだろう?そりゃ、ヴァルカンにだって、英語や、日本語みたいに、いろいろあると思うが、まったく未知の原語ってわけでもないと思うが。ストーリー的には、堅物の戦術仕官と船長メインの話。最後の手段としては、足を切断すれば、いいような気がするが。

Dead Stop 謎の自律浮遊基地

前回、はでに、ぶっ壊れて、どうやって、修理するのかと持ってたら、今回の話は、それをネタにしたものだった。複数の生きた人間の脳をコンピュータ化して使うっていうのは、なんとなく、ボーグっぽいな。結局、自動修理工場は、誰に作られたのかは、謎のまま。

A Night in Sickbay 小さな生命の灯

最初、犬の話かと思ったが、どうも、ドクターの方が、メインっぽいな。日常描写が多く、まったりと、ストーリーは、進行する。あやまるってことは、大変だ。犬の病気には、なにか、SF的なしかけがあるのかと思ったが、そうでもなかった。

2004/05/01

ようやっと、ビデオにとっておいたのを、1話だけ見てみた。

Marauders 招かれざる訪問者

クリンゴンに脅迫されてる人たちを助ける話。本当に、これで良かったのか、疑問のラストですね。もし、最後、クリンゴンが、転送で退却した後、みんなが油断してる時に、再び、転送されたら、終わりですよ。

2004/05/01

The Seventh 封印された記憶

トゥポルが、過去の事件で、罪悪感を感じてるという話だった。そのための記憶操作とかで、どんどん、ヴァルカン人のイメージが、悪くなるな。

2004/05/01

The Communicator 危険なコンタクト

ワープ以前の社会での文化汚染を阻止する話。スタトレには、ありがちなネタですね。最初は、通信機ひとつを回収するはずが、結局は、派手な銃撃戦をしてしまうのが、なんだかな〜と思った。

2004/05/01

Singularity 三重星系の誘惑

謎の放射線によって、ほとんどのクルーが、おかしくなってしまうという、これも、スタトレでは、定番のネタですね。今回の場合、頼みのドクターもおかしくなってしまったのが、痛い。もし、ヴァルカン人が乗ってなかったら、みんな死んでるね。
日本人として見逃せないのは、おでんのレシピ画面。エンタープライズのモニターに、日本語があること自体、不思議な感じだが、その字体が、妙で、ますますおかしい。エンプラのコンピュータには、どんな日本語フォントが、入ってるんだろ?

2004/05/01

Vanishing Point 転送空間の恐怖

転送事故もの。ホシが、惑星から転送収容されてから、何かがおかしい。この漠然とした不安感が、いい感じ。そのうち、ホシの存在感がどんどん薄くなって、他人から見えなくなったり、おかしな異星人が、エンタープライズに忍び込んでたり、いったいどうゆうからくりなんだろうと興味津々で、見たのだが。ラストのオチには、「ぎゃふん!」って感じでした。

2004/05/01

Precious Cargo 眠る女の謎

どっかの星の女王とタッカーのロマンス。SF的なおもしろさは、皆無だった。初めて会ったエイリアンの船に、タッカーひとりを向かわせるのは、どうかと。もうちょっと、慎重になってよ。

The Catwalk 嵐を告げる男達

宇宙嵐の中、きわめて困難な状況下で、エンタープライズをのっとろうとする異星人との戦いは、見ごたえあった。

2004/05/01

Dawn 熱き夜明け

またしても、タッカーの話。自分を攻撃した異星人と、コミュニケーションしようとするタッカーだが、翻訳機がないので、うまくいかない。最終的に、こぶしとこぶしで分かり合うという展開は、男らしいな。

2004/05/01

Stigma 消せない汚名

精神融合は、不道徳な行為なのか。ヴァルカン人の新たな一面に触れるような話だった。こうゆうのは、興味深く見られる。
サブプロットは、ドクターの妻が、タッカーを誘惑する話。TNGのロクサナとピカードを思わせるような関係だな。

2004/05/01

Cease Fire 戦場の絆

領土問題で争うヴァルカンとアンドリアを、船長が調停する話。アンドリア側の反逆者が、思った通りの人だったり、意外性に欠けるが、ちゃんと過去の話を踏まえた話作りは、好感が持てる。最後は、めでたく休戦に持ち込んだが、それをどうやって維持するかの方が、難しいだろうな。

2004/05/01

Future Tense 沈黙の漂流船

未来からやってきた宇宙船?をひろったばっかりに、スリバンやソリアンに狙われる話。ソリアンの宇宙船の登場は、うれしいが、ソリアン自体のヴィジュアルイメージはなかったのが残念。今の技術で、彼らをどう表現するか見たかったな。謎の多いストーリーには興味を惹かれるが、結局最後は、未来から来たものが全部消えて、何もわからないまま終わった。

Canamar 地獄への護送船

船長とタッカーが、無実の罪で囚人護送船に乗せられる話。肉弾戦ありの普通におもしろいアクション物だった。タッカーのとなりにいた、おしゃべりな異星人が印象的。

2004/05/01

The Crossing 光の意志

実体のないエイリアンに体をのっとられる話。今回が、この手のエイリアンとは初遭遇ということか。話自体は、いかにもスタトレに良くある感じで新鮮味はない。冒頭の巨大宇宙船はインパクトあったんだけどな。

Judgment 反逆の法廷

船長がクリンゴンの法廷で裁かれる話。主役は、船長の弁護をする老クリンゴンですね。いつの時代も、昔は良かったということか。映画にも登場したルラペンテが出てきたのには、びっくり。こんな昔から、流刑地としてあったんだ。

2004/05/01

Horizon 兄弟の地平

最近目立ってないメイウェザーが、故郷の貨物船に戻る話。父親が死んだばかりで、船長になったばかりの弟との確執が、メインですね。普通に良くできた家族ドラマでした。海賊船との攻防もあったし、それなりに楽しめた。

The Breach 理由なき憎しみ

今回は、ドクターの種族と、長い間、憎しみあってきた種族との確執がメイン。種族同士の溝が、たった1話だけで解決できたりするわけないが、個人対個人なら話は別。個人の努力でなんとかなるもんです。洞窟探検の方は、おまけだよな。
冒頭のトリブルの登場は、うれしいな。

Cogenitor 第3の性

今回は、ぬるいファーストコンタクトものかと思いきや、タッカーのおかげで、非常に重い話になってた。タッカーが、人権の認められてない共同親に肩入れするが、結局は悲劇に終わってしまう。これは厳しいラストですね。久々にぐっとくる話でした。それにしても、囲碁が出てきたのには、びっくり。タッカーと囲碁って、ぜんぜん似合ってないんですけど。

2004/05/01

Regeneration 覚醒する恐怖

今回は、第2シーズンの中でも目玉であるボーグが登場する話。この番組自体が、映画「ファーストコンタクト」の続きみたいなものだから、こうゆうことがあっても、おかしくないだろう。TNGで、初登場した時は、ものすごく不気味で怖かったボーグも、ヴォイジャーあたりでは、随分怖さが減った気がするが、さすがにこの時代では、その強さは圧倒的ですね。今回1話だけで終わらせるのは、もったいないな。
そういえば、このシリーズって、あまりクルーが死にませんね。今回の話も、クルーには被害者がいない。TOSなんて、毎回、赤い人が死んでたような気がするが、その100年前のこの時代のほうが、ずっと宇宙は安全だったのか?

2004/05/01

First Flight 運命の飛行

船長の親友の訃報がきっかけで始まる回想話。ワープ開発史ですね。さりげなく、話の続きを聞きたがる、トゥポルがいい。地味だけどいい話。

2004/05/01

Bounty 狙われた首

テラライト人って、今回初登場?しかし、異星人としての特殊性が感じられず、おもしろみがないな。そもそも、ストーリー的にテラライト人でなくても成り立つ話だった。
いきなり船長を拉致して、どうするのかとおもえば、クリンゴンに売るためだったのか。サブプロットは、トゥポルのポンファー。これはこれで、別の独立した話にしてほしかった。

The Expanse 帰還なき旅

冒頭、地球が謎の球体に派手に攻撃されるシーンが圧巻。これは大ネタだと期待される。どうも時間冷戦が、絡んでる模様。しかし、今回は、その謎の敵とは直接関係ないクリンゴンとの攻防が、クライマックスだった。それはそれで、おもしろかったんだけど、謎の敵については、ほとんど謎のまま次回へ続いた。それでも、はたして、なんとか領域でエンタープライズを待ち受けるのは何なのか、非常に期待させる。でも、期待させておいて、しょーもないオチって、よくあるからな・・・。
冒頭の攻撃で、妹が殺されたタッカーの様子は、911以降のアメリカを思わせるな。

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