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ぼそけち通信 - 映画(洋画)

2000年

2000/10/22

X-MEN

あんまりいい評判を聞かない本作だが、やはり自分の目で確かめないと気が済まないので、見に行った。
で、やっぱり、ペケメンって感じ。
どのキャラにも、感情移入できず、クライマックスの戦いも、いまいち燃えないんだよな。やはり、一般人の視点が、欠けてるせいかな。アクションシーンのカット割も、むちゃくちゃで、わかりにくかったし。
ちなみに、おいらは、「X-MEN」は数年前、テレ東でやってたアニメを見てたくらいで、原作の方は、良く知りません。「SPIDERMAN」は、一時期、はまってたことがあるんだけど。

2001年

2001/02/04

ギャラクシー・クエスト

>おたく万歳な話
くやしいことだが、本家「スタートレック」の映画より、100倍おもしろいよ!
あまり具体的なことを書くとネタばれになるので、やめとくが、「スタートレック」を見たことなくても、充分楽しめる映画なので、超おすすめだと言っておこう。特に、あなたが、おたくならば...。
個人的に1番気になったキャラは、テレビシリーズで、殺され役をやらされてたおっさん。こういうキャラは、つい応援したくなるよ。
後、劇場用のプログラムも、スナック菓子の袋みたいなのに入ってたりと、変に凝ってて、おもしろい。
サーミアンのまねするやつ、多いだろーなー...

2001/08/25

猿の惑星

(とりあえず、ネタバレしないように、書きます)
なんか、いまいちだったな。
ラストも、どっかで、聞いたことのあるようなオチだし。主人公には、最後に、何か、一言、言ってほしかった。「なんじゃこりゃ〜!」とかさ。確か、オリジナルでは、自由の女神を見た後、「ここは、地球だったのか〜!」見たいな台詞があったと思うけど(ひょっとしたら、自分で勝手に補完してるだけで、実際には、言ってなかったかも、記憶があいまいで、すまん)、ただ、呆然と立ち尽くしてるだけじゃ、すっきりしないというか、しまらない。何か、こう、どか〜んと来るもんが、ないんだよな。ま、ティム・バートン的には、そんな台詞なくても、オッケーなんだろう。じっさい、どうでもいいことだな。
後、全体的に、ストーリーを追うのに忙しくて、キャラ描写が、中途半端な気がする。金髪の美女とか、なんのためにいるのか、わからんし。人間も猿も、キャラが、多すぎるのかな。特に、前半は、せわしなくて、見てて、疲れる。猿どもは、すぐ、キレて、さわぎまくるし。もっと、じっくり、猿社会を描写してほしかった。多分、後半の戦闘シーンに時間をかけたかったんだろう。

2001/10/01

The Patchwork Girl of Oz(1914)

>不運なオジョたちが、石化したおじさんたちを元に戻すため、必要なアイテムを探すたびに出る
この映画のビデオは、新宿の「ビデオマーケット」で、ずっと前から見かけてて、気になってたんだけど、先週、久しぶりに行ってみたら、安売りしてたので、下のとまとめて2本買った。この映画のポイントは、なんと言っても、原作者のボーム自身が製作、監督をしている点でしょう。そんなものが、存在すること自体、今まで知らなかったので、驚きです。ネットで、いろいろ調べたら、この2本以外にも、まだ、いくつか、あるらしい。
映画のでき自体は、あまりにも古いサイレント映画のため、いいんだか、悪いんだか、さっぱりですね。やっぱり、弁士なしでは、ちょっと、つらい。いちおう、原作は、読んだことあるが、10年くらい昔のため、ほとんど覚えてない。とりあえず、つぎはぎ娘のひたすら飛んだり跳ねたりするアクションが、印象に残った。後、思いっきり、はりぼての、ウージィとか。
で、映画と原作を比べたくなって、今日(9月30日)、図書館へ行って、読んでみた。どうも、かなり、原作と、違いますね。
まず、原作に登場するメインキャラの中で、ガラスの猫が、映画版には、登場してない。これは、まあ、当時の技術では、無理だろう。後、ドロシーや、モジャボロも、いない。
反対に、原作にいなくて、映画に登場するのは、ピプト博士の娘Jessevaとその恋人Danx。それから、Jinjurも登場するが、この女は、あのジンジャー将軍だった人か?
石化するのは、オジョのおじとピプト博士の妻だけでなく、Danxもです。こいつの石像だけは、Jessevaが、旅の最中も一緒にいられるように、魔法で小さくされます。しかし、それを見たジンジャーが、ほしがって、つぎはぎ娘と、争奪戦を繰り広げたりします。
旅で、探すアイテムも、原作の5つから、3つにへってます。原作では、最後の蝶の羽を手に入れられず、結局、石化は、オズの魔法使いに解いてもらうという、今までの苦労は、なんだったんだ〜!みたいなラストなんだけど、映画版では、ちゃんと3つのアイテムで作った薬で元に戻すという、まっとうな終わり方です。このほうが、すっきりするよな。それと、原作の後半では、ドロシーが、パーティに、加わって、暗闇の井戸探しをしますが、この部分が、映画では、ピプト博士とつぎはぎ娘が、やってます。こうして見ると、原作者自ら、随分、改変してるな。
10/02追記
こっちにでてくる、全身が、四角ばかりでできてる生き物ウージィも、着ぐるみです。こいつは、怒らせると、目からビーム(火花)を出す設定で、映画でも、実際に出すが、火花が、ちょろちょろっと、こぼれる程度なのが、なさけない。

2001/10/01

His Majesty the Scarecrow of Oz(1914)

こっちは、どうも、はっきりした原作は、ないみたいですね。ということは、映画オリジナルの話か。
ストーリーを簡単に説明すると、
Krewl王は、めいのGloriaに、Googly-gooと結婚するよう命令するが、彼女は、庭師の少年Ponと恋に落ちてしまう。そこで、王は、魔女モンビに依頼して、彼女のハートを凍らせる。たまたま、モンビのとりこになってたドロシーが、事件に巻き込まれ、かかしたちと協力し、Krewl王をやっつけ、オズの魔法使いが、モンビを脅して、Gloriaのハートをとかして、めでたしめでたし。
所々に、いくつかの原作小説からとってつけたような描写もあるみたい。ほんらい、つぎはぎ娘の話に登場する水の壁とか。(この水の壁を筏で越えるシーンを、カメラを傾けて撮影して、表現してるのが、おもしろい。)
「オズ」については、まだ、書くことがあるが、ここまで書いて、疲れたので、残りは、また後で。
10/02追記
前回は、間違ったことを書いてしまった。これは、映画、オリジナルの話かもと思っていたが、昨日また、ネットで調べてたら、「オズのかかし」に、ちゃんと、グロリアと庭師のポンが、登場してることがわかった。しかし、小説の製作が、1915年で、映画の方が、1914年だから、映画の話を膨らまして、小説にしたと考えるべきか?
後、この映画にでてくるけもの類は、すべて、中に人間が入ってるのが、ばればれの着ぐるみで、しょぼいが、臆病ライオンのしぐさが、いかにも猫っぽくて、気に入ってます。

2002年

2002/01/19

ハリーポッターと賢者の石

やっと見た。午前中だったので、あんまり、人が、入ってなかった。
一番の感想は、やっぱり、ハーマイオニーたん、萌え萌え〜、でしょう。一見、タカビーな彼女ですが、画面に映ってないところで、一生懸命、魔法の勉強をしてるんだろうな〜。知恵がまわるし。日本語吹き替え版で、見たんだけど、声優さんのうまいんだか、へたなんだかわからないしゃべり方も、好きです。
ハリーに関しては、周りから、お膳立てされてるだけって感じ。彼の魔力も、結局は、両親からもらったもんだし。自ら、困難に立ち向かっていくっていうより、ただ、なんとなく、活躍してしまったって感じ。たとえるなら、継母のいじめにあってたお嬢さんが、白馬に乗った王子さまに見初められるような感じでしょうか?
内容は、随分、大雑把な感じですね。だいたい、長すぎますね。少し、エピソードを減らして、すっきりさせてもいいような気もするが、どれも、伏線になってるから、省略できないのか?とにかく、個々のエピソードも、中途半端な感じ。ちなみに、原作は、未読です。
特撮に関して気になったのは、役者が、CGIと絡む時や、ほうきで空飛ぶ時など、無茶な動きをする時、役者もCGIになるとこ。すばやい動きのせいで、わかりにくいけど、やっぱり、わかるよね。でも、これは、ハリーハウゼンのモデルアニメで、役者が、怪物とからむときは、モデルアニメにされて、動きがぎこちなくなる違和感と同じですね。

2002/03/22

グジラ

テレビ神奈川で、放送されたので、見る。
原題は、KRAAだが、グジラとは・・・。この日本語タイトルのつけ方だけで、B級テイスト、ぷんぷんだ。脚本は、思いっきり、頭悪いし。
内容は、悪い宇宙人が、グジラを使って、地球を征服しようとするが、それを、良い宇宙人が、地球人と協力して、グジラを退治するという感じ。協力する地球人は、そこら辺のおばちゃんとにーちゃんというのが、笑える。
GODZILLAの看板を破って、グジラが登場するシーンが、あった。やはり、対抗して、作ったということか?
とりあえず、ひまつぶしには、ちょうどいい程度のでき。

2002/03/30

聖石傳説

とにかく、そのハイパーな人形のアクションに、圧倒されっぱなしですね。これは、初めて、ワイヤーアクション使いまくりの香港映画を見たときくらいの衝撃です。こうゆう発想は、人形アニメや、3DCGにこだわってると、出てこないだろうな。
それにしても、あまりにも、動きが速いし、カット割りが、細かいので、何が何だか、わからないね。最初見たときは、冒頭の集団戦なんて、誰が、悪役かも、わからない状態。
また、ミニチュアの爆破とかが、非常に派手なのも、印象的だった。オープンロケのシーンとかは、俺的には、舞映の「ジェニーV」シリーズとくらべてしまう。
ストーリー構成は、かなり、荒っぽくて、わかりにくいな。なんだか、大長編物語の一部分みたい。実際、テレビシリーズが、あるらしい。
日本語吹き替え版と字幕スーパー版の両方見たが、やっぱり、吹き替え版の方が、わかりやすいね。字幕版は、声を一人の人が演じてるから、誰がしゃべってるのかわかりにくい。それにしても、吹き替え版の配役ですが・・・主人公が三木眞一郎。そのライバル的存在の義兄弟が登場するが、クールなアニキ役が、子安武人で、熱血漢の弟が、関智一。これは、「頭文字D」を意識したのか?

2002/04/02

Justice League of America

以前、日本テレビの深夜に放送したやつ。やっと、時間ができたので、見る。
>冷凍能力に目覚めた女性が、コスプレ同好会に誘われる
なんか、そんな感じですね。どうも、テレビムービーらしい。
登場キャラは、フラッシュ、グリーン・ランタン、アトム、ファイアーと、今回、仲間に加わるアイス。後は、司令官みたいの異星人のジョンでした。やはり、スーパーマンやバットマンを出すのは、無理ですか。
ちなみに、アイスが、コスチュームを着るのは、最後の1カットのみ。
ストーリーは、アイスの元上司が、天候を操って、街を危機に陥れるのを、みんなで、ふせぐという感じ。はっきり言って、たるいです。所々、ヒーローたちのインタビューみたいな映像が、はさまれるのも、謎な構成だ。

2002/05/19

スパイダーマン

完璧です!
ここまで、うまく原作のイメージを映像化できてるとは、すごいな。かつて、原作に、はまったことがある身としては、涙なしでは見れない。実際、車の中で、おじさんが、ピーターに説教してるあたりから、この先の展開を知ってるだけに、つい涙腺がゆるんでしまう。その後も、原作を知ってれば、ニヤリとする場面が、次々、出てきて、最後まで、うるうるしっぱなし。
また、これが、9・11の後っていうのも、効いてるね。スパイディが、人助けしてるシーンで、また、うるうるしちゃうし。
キャラのイメージも、ぴったりですね。おもいっきりおたくなピーターも、いいが、一番、受けたのが、ジェイムソン。そのまんまだ。ただ、オズボーン親子の髪型が、原作のパンチパーマみたいなやつでなかったのが、残念。やはり、再現するのが、難しかったか?それにしても、ハリーは、最後まで、不幸なキャラでしたね。
ああ、サムライミ監督で、ほんとに良かったよ。

2002/06/08

少林サッカー

>サッカーで、少林寺拳法を、世の中にひろめようという話
これは、凄い。予告とか、見たときから、すごいとは、思ってたが、ほんとに凄かった。なんというか、実写版「Gガンダム」って感じ(といっても、Gガンは、ちゃんと見たことないんだけど、なんとなく、ノリがね)。最後は、愛で、勝っちゃうし。太極拳の彼女の使い方とか、構成がうまいよな。超必見ですね。

2002/08/31

スターウォーズ エピソード2

やっと見た。
いまいちだった。なんだか、予習復習をしてないと、よくわからんような、内容だな。

2003年

2003/04/13

スタートレック ネメシス

>クローンの逆襲
こりゃ、たしかに、TNG版「カーンの逆襲」ですね。TNGの映画の中では、一番、まともかも。しかし、暗いね。内容もそうだが、画面が、暗い。どうも、おれは、この暗い雰囲気が、好きになれないな。個人的には、純白のエンタープライズに、明るいブリッジ、カラフルな制服のTOSが、好きなもので。
宇宙戦同士もバトルは、迫力満点だが、ロミュランの新型ウォーバードが、参戦してからは、わけわからなくなる。この新型艦って、シンゾン艦と、なんとなく、イメージが、似てるからね。

2003/07/19

マイティ・ジョー(1998)

今日、フジテレビでやってたので、見る。
後で、見直したオリジナル版と比べると、このリメイク版は、脚本が、かなり、練ってて、いい感じ。特に、後半、火事のシーン。オリジナルでは、逃走中に、ばったり、孤児院の火事に、出くわすのが、すごく唐突な印象だった。リメイク版は、遊園地が火事になるが、火事の原因が、悪役にあるため、ストーリーの流れが、自然だと思った。
ジョーの性格は、密猟者に捕まった動物を、檻から出したり、気はやさしくて、力持ちという感じ。
ジルも、しっかりと自立した女性として、描かれている。
はっきりした悪役が、登場し、最後は、そいつが、ジョーにやられるので、それなりにカタルシスがある。
最後は、みんなの寄付で、ジョーをおいておく広い土地を買って、めでたし、めでたし。ちょっと、安易なラストだと思った。

2003/07/19

猿人ジョー・ヤング(1949)

リメイク版を見た直後に、見直す。このころは、密猟とか、動物保護の概念が、ないようだ。ストーリーは、かなり、素朴。
ジョーの性格は、乱暴者だが、ジルには、やさしいという感じ。ライオンとは、格闘する。
ジルは、ショービズ界のうまい話を聞いて、すぐ、アメリカ行きを承諾するような田舎娘という感じ。
ジョーが、アメリカに連れて行かれたのは、ハリウッドのナイトクラブで、見世物にするため。このアトラクションのシーンが、なかなか、楽しくて好き。10人の男と、綱引きするところね。
基本的に、悪役が、登場しない。せいぜい、意地の悪い客が、ジョーに酒を飲ませるくらい。
最後は、火事の孤児院から、逃げ送れた子供を助けるのに大活躍。そこで、崩れ落ちた建物の下敷きに。しかし、実は、生きていて、ジルとその彼といっしょに、アフリカの故郷に戻り、いつまでも、幸せに暮らしましたとさ、というラスト。オリジナルは、サッド・エンディングだったような記憶があったが、こっちも、ちゃんと、ハッピーエンドだった。どうも、キング・コングとごっちゃになってるな。
で、リメイク版とオリジナル版、どっちが、好きかといわれれば、当然、オリジナル版。結局、コマ撮りで動くジョーが、一番の見どころだし。コマ撮りのないジョーヤングなんて、クリープを入れないコーヒーも同然だろ。

2003/11/01

キル・ビル

座頭市

今日は、映画の日と休日が、かさなったので、映画を、2本見た。映画館に行くのは、今年のゴールデンウィーク以来だから、久しぶりだな。
最初に見たのは、「キル・ビル」。とにかく、人殺しまくりで、とっても、気持の悪い映画だった。手が飛ぶ、足が飛ぶ、首が飛ぶ、殺陣が、多すぎ。これだけ多いと、見てるこっちの感覚が、麻痺してきそうで、いやだな〜。アニメパートも、むちゃくちゃ、暴力的だった。一方で、外人のねーちゃんのしゃべる日本語が、へたくそで、脱力しまくり。本来なら、どすの利いたしゃべりじゃないとダメなところで、あれじゃあな。監督は、ねらって、やってるのだろうか?良くも悪くも、キワモノ映画。
次に見たのは、「座頭市」。こっちも、人殺しまくりなんだけど、不思議と、あまり、嫌な感じはしないな。さすがに、首が飛ぶような描写はないが、指や、腕が飛ぶシーンは、ちゃんとあるんだけど。なぜか、安心して、見られる。ラスト、お祭りで、終わるため、鑑賞後の後味も、良い。
印象的だったのは、「キル・ビル」の方は、最後のスタッフロールが、終わる前に、席を立つ人が多かったんだけど、「座頭市」では、みんな最後まで、じっとしていたこと。

2003/12/21

グリーン・ディスティニー(テレビ朝日)

結構、評判が、よさそうだったんで、今回、初めて、見たんだけど、ストーリー的に、今ひとつですね。キャラの魅力も乏しく、誰が主役か、わからない状態。アクションシーンは、さすがに、すごいと思ったが、ワイヤーで、ふわふわ浮きながら、戦う描写は、シュールでした。

2004年

2004/01/10

王様と私(1956)

正月に、帰省したとき、ビデオテープを整理してたら、10年位前(1993/12/10)に、NHK-BSで、放送されたのを、録画してあるのを発見した。この前見た、アニメ版と比較したかったので、今日(01/10)、見た。小さいころ見たと思ってたが、ほんの10年前にも、見てたんだな。
見てて思い出したが、俺にとって、「王様と私」といえば、パーティで上映された劇中劇「アンクルトムの小屋」だよ!すっかり忘れていたけど、子供のころ、この劇見て、すげー印象に残ってる。タイの民族舞踊のような、何と言うかしらんが、あの独特のふりや、台詞回しが、とっても、不思議だったな。
で、アニメ版との比較だが、基本的に、前半は、実写版と、同じような展開。もっとも、大きな変更は、ビルマからの貢ぎ物の女性の恋人が、王子になってることですね。オリジナル版では、ビルマの男。後、王様に敵対する大臣もいないし。それらしい大臣は、いるが、王様に敵対してるわけでもないし、幻術をつかったりもしない。やっぱり、あれは、アニメ的味付けだったか。リンカーンや、アンクルトムの話も、省略されてる。やはり、あの劇を、アニメにしても、しょうがないと、思ったのか。王妃たちのことも、省略されてるため、当然、下着を着けずに、ドレスを着るシーンも、なくなってるわけだ。ラストの展開は、かなり、変更されてる。オリジナルでは、ちょっと、切ないラストなのに、アニメでは、ハッピーエンドになってる。結局、全体的に、お子様仕様に、されたんだな。

2004/07/23

キング・ソロモン(1937)

コンビニに行ったら、「水野晴郎シネマ館」といDVDがカバヤから出ていて、その中に前から見たいと思ってた「キング・ソロモン」があったので買ってみた。映画一本が、315円とは随分安くなったもんだ。本編を再生してみると、いきなり晴郎の解説があったり気分はもう日テレの金曜ロードショー。この解説は、映画の最後にもある。
この作品をリメイクしたやつを子供のころ見たとき、こんな面白い映画があっていいのだろうか!と衝撃を受けたものだが、このオリジナル版は、それとは随分話の展開が違い、退屈ですね。主役のはずのアラン・クォーターメインは、全然目立たないし。原住民の内戦のモブシーンは、それなりに迫力があった。ラストの洞窟内部のシーンだけは、かろうじてリメイク版にもその雰囲気が残ってる。

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