ぼそけち通信 自主制作アニメ部

ビデオ DVDなど

2003/08/24

とりあえず、夏コミでの収穫物について。自主製作アニメ関係は、半分くらい、研連の上映会で、見たやつだった。以下は、今回、初見の作品。
CD-ROM「拳闘巫女こぶしちゃん(仮)」(15分)
こぶし「あーはっはっはっ、負ける気しねぇ〜!!」:絶叫するこぶしちゃん、最高!
最初に言っておくが、はっきり言って、絵は、へたくそです。だがしかし、これは、傑作でした。俺の中では、すでに、「エアマスター」を超えたかも。個人的には、今年の自主制作アニメの最高傑作にしてもいいくらい。ほんとに、すごい。全編、動きっぱなしで、15分が、あっというまだ。基本的な画力がないのか、デッサン狂いまくりだったり、パース無視しまくりだったりするが、その動きの感性や、カット割のセンスは、天才的。なんか、小さいことにこだわらない、すごく男らしい動画だと思った。かなわんな〜。
さらに、すごいと思ったのは、その構成力。この手のアニメの場合、たいてい、ただ動き回ってるだけになりがちだが、ちゃんと、ストーリーの構成を考えてるのが、すごい。絵コンテの段階で、かなり、練ってそうだが、どうなんだろう。絵コンテ作らずに、やったとしたら、それは、それで、すごいが。
戦いの舞台となる、めちゃくちゃに作り上げた木造の建物も、非常に、魅力的。この辺の舞台設定の使い方は、宮崎アニメっぽいかも。特に好きなシーンは、この建物の真中あたりで、こぶしが、のこぎりで、破壊しながら、頂上まで、上っていくシーン。ラストの、バイクシーンも、圧巻。
音楽も、めっちゃ、はまってるね。見終わった後は、しばらく、テーマ曲が、頭から、離れない。
ちなみに、この作品は、作者様のページ(万年落葉樹天神大社の祭日)で、公開してるみたいなので、動きまくりアニメが好きな人は、ぜひ、見てみることを、お勧めします。
後、一応言っておくが、こぶしちゃんは、けっして、巫女さん萌え〜なキャラではない。かわいいことは、かわいいが、どっちかっていうと、ヤワラちゃん(リアルの方)を、連想してしまう。
ビデオ「ファインレイ物語 前編」
このサークルは、ハード的にも、ソフト的にも、まったく、進歩が見られないな。ま、それが、ここの持ち味なので、変わると、かえって、寂しいが。ただ、今回は、すこし、ストーリーが、わかりずらかったような。駄洒落も少なかったし、う〜む。後編に期待。
CD-ROM「超新星ロボ ヴァルドーラ」
ファインレイのサークルが、委託していた作品。とうとう、このサークルにも、パソコンでアニメを作るやつが、出てきたのかと思った。
ビデオ「フランスファイブ 第3話」
このシリーズは、実は、初めて見るが、思ったより、まじめに作ってあるな。よっぽど、戦隊シリーズが、好きで、よく研究してるんだけど、もうちょっと、遊びが、ほしいところ。
ビデオ「舞映自主製作映画作品集」
ようするに、予告編集みたいなもんだが、こうやって、何か、買うものがあるというのは、それだけで、嬉しいものなんですよ。(ここ数年、映像関係で買うものが、何にもなかったからな。)新作映像も、ちょっと、あったし、こんなもんでも、充分、満足してます。後は、ジェニーVの続きを、出してくれれば、言うことないのだが・・・。

2002

ビデオ「モノローグガール 1」
「シャリダマン/ハイスクールリーパー/ジェクトアーマー」
「科学化粧戦士メイクイーン/タチアガール/さしノベール」

以上、すべて同じサークルの作品。
ずっと前に買った「渚でランデブー」を見て、そのあまりの内容に、ここのサークルのビデオには、もう手を出すまいと思っていたが、買っちまったよ。しかも、3本も。結果から言えば、やっぱり、買ってよかったかな、と思わなくもないが、失敗だったかもと思わなくもなかったり、思わなかったり、よくわかんないね。
とりあえず、ビデオの画質の悪さは、あいかわらずで、長時間見てると、かなりつらい。仮にも、お金をもらって売ってるんだから、もうちょっと、ビデオのクオリティーに気を使っても、いいんじゃないか?原版から、あの状態なら、しょうがないけど。カクカクした動きも、おそらく、ビデオカメラの、なんちゃってコマ撮り機能を使ってるから、あれが限界なんだろう。
画質はともかく、内容的には、かなり好みですね。とくに「モノローグガール」とかの少女漫画テイストは、石川プロの作品と近いし。というか、よりカルトにした感じ。ひたすら、くだらない駄洒落の連発も、ここまでやれば、立派なもんだ。結構、笑ってしまった。「メイクイーン」のボリュームも凄いね。自主アニメで、ここまで、大長編なものを見たのは、はじめてかも。作画に関しては、キャラのアップのみ力はいってて、ちゃんと萌える(たとえ、声が、男っぽくても)が、それ以外は、かなり、あやしいね。
後、思ったのは、このサークルが、パソコンを導入すると、どんな感じのものを作るか、かなり興味ありますね。

2002

ビデオ「CAS VIDEO 6」:一番受けたのは、おまけで入ってた、「スパイラルゾーン」のやつ。なんでまた、こんなマニアックなアニメを・・・。石川さんの未見の作品が見れたのも良かった。ただ、ビデオの画質が悪く、時々、画面が、再生できなくなって困る。
ビデオ「落書きしよった!」:作画は、まだまだって感じですが、女の子の声優の演技が、独特の味があって、好きです。しかし、後半、活躍がなかったのが、残念。後、今日見た中では、ビデオの画質が、一番良かったのも、好感が持てる。
ビデオ「嗚呼 よしお君」(早稲田):収録されてる、3本とも、研連の上映会で、見たやつでした。おまけ映像も、中途半端。

2002/01/04

今日は、あまり見るアニメもないので、コミケで買ったビデオを、少し見る。
千葉大アニ研のビデオ:いまいち、はじけた作品が、ないな〜。「宇宙のおくりもの」は、よく動いてるわりには、全然、話が見えてこない。意味不明な作品なら、「MSKed rain」の方が、ずっと楽しめる。後、「中国娘」は、好きです。できれば、もっと、はじけてほしかったが・・・

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