THE POWERPUFF GIRLS

各話の感想(第1〜12回)

2001/1/10

第1回

いよいよ始まったパワパフ!
とりあえず、おなじみの0Pが始まったので、
「ブリグリのテーマ曲は、EDか、良かった。」と思ったのもつかの間、ナレーションが、終わったとたんブリグリの曲に行くとは!?おもいっきり、リズムが狂っちゃうんですけど。EDは、どうなってるのかと思えば、オリジナルのOP、使ってるし。うーん、逆の方が、いいと思うんだけどな〜。
それはともかく、気になる日本語吹き替えだが、小堺一機のナレーションは、思ったほど、ひどくなかった。というより、結構いい感じで良かった。ガールズの声は、だいたいオリジナルに近いイメージで、いいかな。ただ、バブルスは、いまひとつ、かわいさが、足りない。これだったら、声は似てなくても、カートゥーンネットワーク版の間宮くるみさんの方が、個性的で好きかな。モジョジョジョは、かなりはまってますね。その他のキャラも、特に気になるほど変じゃない。それにしても「モジョジョジョ」を日本語のアクセントで言われるのは、妙に新鮮だった。
意外だったのは、エンドタイトルとかの背景のハートにぼかしが、かかってること。まさか、ここに、テレ東チェックが入るとは?!確かに、こういうのも、だめだったんだよね。
で、記念すべき第1回目に放送されたのは、この2本

「とべ!最強の幼稚園児 MONKEY SEE,DOGGY DO」

「美女にご用心! MOMMY FEAREST」

どちらも、以前、ビデオで見てるので、それぞれの感想はそっちを見てね。
ところで、1本目のサブタイトルだが、おもいっきり内容と関係ないね。これは、サブタイトルと言うより、よく外国のアニメのタイトルについてる修飾語(例えば、「トランスフォーマー」の頭についてる、「戦え!超ロボット生命体」みたいなやつ)みたい。ホントは、番組タイトルを「とべ!最強の幼稚園児 パワーパフガールズ」にしたかったんじゃなかろうか?ちなみに、英語では、サブタイトルと言わずに、episode titleと言うらしい。subtitleは、字幕のことじゃなかったかな?
とにかく、次回からは、未見のエピソードが、続くので楽しみだ。

2001/1/17

第2回

「たいせつなもの OCTI EVIL」

>「彼」のオクティでパワパフ仲間割れ作戦
Him初登場。日本語では、「彼」ですか。そのとうりだが、なんか違和感が。声は、まあまあかな。とりあえず、あのイフェクトが、声にかかってれば、誰でもHimに聞こえる?
口論中、バターカップが、腕から、ビームを出した。初めて見た。
ブロッサムとバターカップが、にらみ合ってるシーンで、2人の横顔が!設定画でしか、見たことなかった。めずらしいな。
怪獣の下敷きになったばあさん、いとあわれ。さすがに、ぺしゃんこじゃまずいのか、タイヤの中にいたのね。
結局、Himが、どうやって、オクティを操り巨大化までさせたかは、説明ないままか。Himって、謎が多い。

「悪いことしたい!? GESHUNDFIGHT」

>アメーバボーイズの風邪?が、市民にうつった
アメーバのリーダーの声、聞いたことあるなと思ったら、松山鷹志さんか。アメーバのへっぽこぶりは、パイロット版のままだな。結構好きな敵キャラです。
ウイルスが、市民に広がっていく描写とか、あいかわらず、うまいな。
博士の想像が、現実そのままなのが、面白い。にしても、ひどい顔やな〜。

2001/1/24

第3回

「キケンな初恋!? BUTTERCRUSH」

>バターカップが、エースにほれる
今回は、バターカップの魅力全開の話ですね。笑顔の彼女が、満載だし、ちょっとしたしぐさとかが、かわいらしい。にしても、なぜ、エース?緑色が好きなのかもしれんが、ハッキリ言って、趣味悪いぞ。
不良グループのギャングリーンギャングは、今回が、初。声は、イメージにぴったりだ。

「さわっちゃダメ! FUZZY LOGIC」

>ファジー、自分の物を、他人にさわられて、狂暴化する
今回は、りす語を話すバブルスが、めっちゃかわいい。日本語版では、りすでなく、ももんがってことになってるけど。後、ファジーの攻撃で、ブロッサムの服が破けるカットも、印象的。
ファジーラムキンズも今回が、初。声は、松山鷹志さん。アメーバボーイズのボスと同じだ。でも、こいつって、よくわからん生き物だ。モジョジョジョは、さるだし、「彼」は、悪魔って、はっきりわかるが。

2001/1/31

第4回

今回は、2本とも恐い話で、ホラー特集って感じですね。どっちを見てもわかるが、バターカップは、意外に恐がりだ。

「暗いのコワイ! BOOGIE FRIGHTS」

>ブギーマン、巨大なミラーボールで、太陽の光をさえぎる
これは、なんと言っても、ラストの「スターウォーズ」のパロディが、楽しい。「フォースを使え」な感じで響く博士の台詞もかっこいい。モンスターたちが、街で暴れるシーンも圧巻だ。
後、最初の方で、3人が、眠る時、ちゃっかり、ワニのぬいぐるみを抱いて寝るバターカップが、かわいい。 いつもと違うエンドタイトルも楽しい。
小堺「太陽が見たいよう...」:怒れ!ブロッサム!!

「復讐のマジック ABRACADAVER」

>悲劇的な死に方をした魔術師アル・ルージョンが、ゾンビとなってよみがえる
これも、恐いね〜。
アブラカダーヴァーが、魔法を使うシーンとか、まさに悪夢だね。ノコギリぜめにされるバターカップ、水ぜめにされるバブルス、ヨーヨーにされるブロッサムと、描写に容赦がないな。ぐるぐる目のブロッサムも強烈だ。今回にかぎらず、やるときゃ、徹底的にやるよな。
魔法には、魔法(手品)で対抗するブロッサム、意表をつかれた。まいった。ほんとに。
アブラカダーヴァーの声は、またもや松山鷹志さん。
ところで、今回、回想シーンにブロッサム似の女の子が、登場しますが、ちゃんと指とか鼻がありますよね。耳は髪の毛で隠れて見えないけど。ずっと疑問に思ってたんだけど、結局、ガールズのあのデザインは、省略ではなく、実際に指、鼻、耳が、ない奇形なのか?もともと、人間じゃないし、そういう形の生き物なのかな、やっぱ。と、最近、考えるようになってたんだよ。

2001/2/7

第5回

今回の2本は、ファジーや「彼」の入浴シーンが!全然うれしくないね。

「電話にご注意 TELEPHONIES」

この話は、ビデオで見てるんで、そっちにも感想あり。
今回、日本語版で一番受けたのは、冒頭のナレーションに対するいたずら電話!
「はい、小堺です!」:もう、そういう名前のキャラになってるのね。
「おまえの喋り方は、へんちくりんで聞いてらんね〜!」:制作者もわかっているのか。こういう自虐的ギャグは、いいな。
後、3悪人が電話でしゃべってるのを聞くと、3人の微妙な力関係がわかるね。

「みんな大好き! TOUGH LOVE」

>「彼」のパワパフ嫌い嫌い作戦
これは、おちが、すごいな。仲間だと思っていた人が、操られて襲って来るという状況は、ヒーローものでは、ありがちだが(小堺にまで嫌われるんだからすごい)、まさか、あんな解決法があるとは...ただ、やけくそなだけ、と言う気もするが。かわいいから、許そう。ただ、博士に攻撃を加える前に、一瞬、間があったのが、良かった。
冒頭の、ガールズがみんなに愛されてるのをテンポよく見せていく演出は、やっぱり、うまいな〜。

2001/2/14

第6回

「正義のメイジャーマン!? MAJOR COMPETITION」

>メイジャーマンのせいで、ガールズおはらいばこに...
ビデオですでに見てるが、感想はまだ書いてなかった。
今回の日本語版で、一番気になったのは、メイジャーマンのテーマ曲だが、ほぼ完璧なできばえで、びっくり。ここまで、原曲のイメージを再現するとは!
博士まで、メイジャーマンのとりこになるとは...この街の市民は、みんな市長と同レベルやな。あんなマッチョなやつより、ガールズの方が、百倍ましだろうに。
で、今回のテーマは、「やらせには、やらせで」か?
雲をまとったバブルスは、今回のお気に入り。
それにしても、メイジャーマンよ、実際に空は飛べるし、力もそれなりにあるんだから、まじめにやってれば、ちゃんとスーパーヒーローになれるだろうに。良い子は、メイジャーマンのまねしちゃ、ダメだよ!

「ふたりの秘密 MR.MOJO'S RISING」

これは、ビデオで見た時に感想書いてる。日本語版見て思ったのは、今回、バブルスのぼけが、ひかってたな。

2001/2/21

第7回

「ごめんなさい! PASTE MAKES WASTE」

>怪奇のり人間の話
一部では、すっかりキチガイアニメの烙印を押されてるような感じですが、まー本当だからしかたあるまい。
で、今回は、奇人変人ものです。なぜか糊を食らうエルマー少年が登場。なんでまた糊なんか...?うまいか?そのエルマーをいじめる園児たちも、ようしゃがないよな。幼児って、残酷だね。ところで、幼稚園が舞台となるのは、今回が初めてでは?ガールズが、幼稚園児という設定のわりに、今まで、たいした描写がなかったような。エルマー以外の園児たちも、多数登場してますが、みんな濃いな〜。ハエがたかってるほど汚いやつとかいるけど、こいつも、いつか怪物化しそう。
エルマーが、キーン先生に、なぜ糊を食べたらだめか、聞くシーンがありますが、先生曰く、みんながまねするかもしれないから。そーゆー問題か?それを聞いてた園児たちがまた、「そんな〜、まさか〜」と答える。このへん、子供番組でよくある「良い子はまねしないでね」とかいうテロップを皮肉ってるみたい。
最後は、結局、もとに戻らないままなのね。でも、カートゥーンでは、よくある、たとえ死んでも、次回では、リセットされ、平気で生きて登場!みたいなもんか。
でも、街中、汚染された糊だらけにして、ええんかい?
あ、そうそう、ごめんなさいが、なかなか言えないバターカップは、とってもいい。特に、前半のそこまで出かかってるのに言えない部分を原語で聞くと、完璧にリップシンクロしてて、さすがって感じだ。

「地球がピンチ! ICE SORE」

>ブロッサムが、悪いことしてる!
突然、氷りの息(アイスブレス)をものにするブロッサム。ほんと、なんの脈絡もなく、突然だ。
博士に、見せびらかしちゃだめと言われても、しっかり得意げに使ってるブロッサム。彼女とて、幼稚園児なのだなと思わせて、良し。
今回も、幼稚園のシーンが、結構あるが、園児の面子が、前回と違う。でも、濃いのは、あいかわらずだ。
ところで、最初の方で、バターカップが、その息でなにする?と聞いて、バブルスが、床を氷にすると答えてます。日本語版では訳されてませんが、ここを、原語で良く聞くと、「トムとジェリーみたいに」、とか言ってます(多分...)。そーいえば、氷った床で、追いかけっこしてた話が、あったような。バブルスは、この話が、お気に入りらしい。
さて、次回は、いよいよ例のエミー賞にノミネートされた2本ですね。あのへんのシーンが、どう処理されるか、いまからドキドキ。そのまま放送は無理か?

2001/2/28

第8回

今回は、2本ともビデオで見て感想書いてる。2本続けてみると、なんだか、モジョジョジョの悲惨さがよくわかるな。ちなみに、今回の2本は、1999年のエミー賞にノミネートされました。でも、ノミネートされただけ...。

「カワイイだけじゃイヤ BUBBLEVICIOUS」

バブルスの暴力描写がどうなるか気になったけど、見た感じでは、どこもカットされてないような。パカパカの処理は、結構気になるが。「ハードコア」の訳は、「めっちゃ凄い子」ですか。「ダック&グース」が、ただの鬼ごっこになってたけど、ホントは、どーゆう遊びなんだろ?

「市長さんの一日 THE BARE FACTS」

1分以上ある真っ暗な画面をどうするかと思ったら、まさか、この手があったとは。これも、ひとつのやり方として、いいとは思うが、やるなら、もうちょっとうまく作ってほしかった。ホントは、真っ暗のままのが、いいんだけどね。さすがに、地上波で、それは、無理だろな。カートゥーンネットワークで放送される時は、やっぱ、画面のすみに、例のロゴがずっと出たままなんだろうか?
それと、今回エンドタトルの部分が、いつにもまして、チカチカしてたような。かえって見ずらい気がするけど。

2001/3/7

第9回

「強敵あらわる!ボーイズ軍団 THE ROWDYRUFF BOYS」

>男の子は、わき毛、かたつむり、そして子犬のしっぽで、できている?
それを汚物と混ぜ合わせると、ラウディーラフボーイズの誕生!(これも、ガールズと同じくマザーグースが、元ネタになってなような...。)
今回は、初の30分スペシャルということで、見ごたえ十分といったところか。特に、ガールズとのバトルシーンは、なんとなく豪華な感じだ。だが、もう一つの30分もの「ダイナモ」の回と比べると、いまひとつものたりない。
結局、力では、男の子に勝てなかったガールズたち。そこで、サラの入れ知恵で、女の武器を使うとは...。まつげ付きのガールズが、なんとも妙だ。最後のキス攻撃で、元の原料に戻ったボーイズ。今回だけの悪役とは、もったいないな〜。でも、このボーイズ(ブッチ、ブリック、ブーマーの3人)、性格がみんな同じようで、ひとりひとりのキャラは弱いな。もっと、ガールズみたいに、性格の違いをはっきりさせた方が、よかったのでは?
後、今回1番の仰天映像は、ボーイズ関係ではなく、倒したモンスターの目玉を、ぶちやぶって出て来るバプルス!

2001/3/14

第10回

「誕生日は大騒ぎ! BIRTHDAY BASH」

>ガールズの誕生日に、悪者たちが、それぞれ、素敵なプレゼントを送る
今回、テレ東版では、初登場になるプリンセスの吹き替えが誰になるか気になったが...
「福ちゃんで〜す!」の岩坪理江さんとは!その手が、あったか。結構、いいかも。しかし、本来の初登場エピソードを飛ばされたので、何者って感じだ。
で、お話の方は、刑務所内の悪者たちが、ガールズ抹殺のための品を送るわけですが、やっぱり、アメーバボーイズは、いいな。わら人形(原語では、ブゥードゥードール)を送って、サルにつっこまれます。後、やっぱり、「彼」は別格なのか、ムショに入ってないし、とりをつとめます。あのお菓子が入った牛とか、それを割る時、目隠しするとかは、向こうの習慣かな?

「もうお手上げ! TOO POOPED TO PUFF」

>タウンズビルの市民たち、ガールズをこきつかう
この市民たちって、知能指数0か?ってくらいバカだな。みんな、市長と同じようなもんか。
ずぼらな、カウチポテト族化した博士も、すごいな。リモコンを、取ってやるのかと思えば、足下に落とすバブルスが、いい。

2001/3/21

第11回

「夢みたい! DREAM SCHEME」

>眠りの精、世界中を眠らせようとするが...
「サンドマン」は、「眠りの精」ですか。
今回、一番印象的だったのは、やはり、悪夢のシーン。背景に実写を使ったりして、とっても、シュールというか、前衛的で、恐いね〜。まさに悪夢だわ。
後、随分、ナレーションが多くて、うざいな〜と思ったけど、原語でも同じだった。これも、悪夢のシーンを際立たせるためか?また、原語では、韻を踏んだような台詞が多いが、吹き替えでは、ふつうだったような。四五調にするとか、もうちょと、工夫できなかったのかな?

「史上最強の作戦 YOU SNOOZE YOU LOSE」

>ガールズ、モジョが設計した自分達を破壊する装置を、そうと知らずに自分達で作る
今回は、アメーバボーイズのぼけぶりが、楽しい。モジョの封筒が、何かわからず、朝まで、ぼーとしてたり、さすが、単細胞って感じ。後、今回は、ガールズたちも、結構、ぼけてますね。自分達を破壊する装置と知らずに、遊園地気分で、はしゃぐのが、おかしい。
日本語訳で、おもしろかったのは、「品物集めゲーム(scavenger hunt)」のとこ。バブルスが、「死んだもの集め」と間違えるのが、おもしろい。scavengerとは、「掃除屋」とか「死体に群がる動物」という意味があって、原語では、そういう動物を集めると勘違いするらしい。
ところで、このscavenger huntだが、ちょっと前に見た「パワーレンジャー」でも、高校生がやっていた。こっちでは、「探偵ゲーム」と訳され、集める品は、なぞなぞの形で出題されてた。実際には、どういうもんなんだろ?

2001/3/28

第12回

ついに登場したパワパフグッズのCM!まさか3DCGとは、驚き。もっとも、立体物であるおもちゃを3DCG化したものなので、それほど違和感はないが。

「プリンセスの野望 MO JOB」

>プリンセス、モジョジョジョを雇う
モジョが、お金に左右されるようなキャラには、思えないんだけどな...
とりあえず、プリンセスが、スーパーパワーを手に入れた時、ムキムキになっちゃうのが、笑った。でも、あれは、イメージ映像だったのか、実際には、元のままだった。それにしても、プリンセスって、ガールズと同じ幼稚園に通ってるんですね。一度も見たことないけど。
後、おもしろかったのが、レーザーが発射される時、突然スローモーションになるとこ。一瞬にして、武器の長い名前を読んじゃうブロッサムも、凄いな。

「かわいいペット!? PET FEUD」

>博士、完璧なペット・ビーボーを作る
どこが、完璧やねん?!1回しか、餌をやれないなんて...
ガールズたち3人のかわいがりかたが、それぞれ、らしいのが、おもしろい。バターカップなんか、ボールにしてるし。でも、「ボールは友達」って、言うからな。ばればれのかくれんぼも、笑った。
それにしても、今回は、また、むちゃくちゃなオチでしたね。いーのか、それで?
ブロッサムとバブルスが、ビーボーに食われるタイミング、良すぎ。
さて、次回は、いよいよ、巨大ロボ・ダイナモの登場です。絶対見るべし!!

inserted by FC2 system