THE POWERPUFF GIRLS

原語版ビデオの感想

2000/06/25

ビデオ「THE POWERPUFF GIRLS」「BUBBLEVICIOUS」編

今さらだけど、1話ごとに感想書いてみました。とりあえず、「BUBBLEVICIOUS」編だけですが。
(自分の英語力では、完全に理解できてないので、誤解してる所とか、あるかもしれないので、そのつもりで。)

「BUBBLEVICIOUS」

>Bubbles、みんなにベイビィあつかいされ、暴走する
この話だけじゃないけど、PPGって見方によっては、とんでもない暴力アニメですね〜。「What A Cartoon」で放送された2本より、さらに過激かつスピーディーな演出になってるような...。まー今回は、Bubbles一人が暴走して、Mojoをボコボコにするわけですが、通常は3人がかりで、殴る、蹴るだからね〜。相手が、モンスターじゃなかったら、ただのいじめになっちゃうぞ。でも、かわいいから、ゆるしちゃうんだよな〜。
で、今回のお話は、Bubblesを怒らせると、恐いぞ!と、言うことか。イカリまくりのBubblesも、かわいいと思うけど。

「UH OH DYNAMO」

>Bonsai Gardens Parkの池から巨大怪獣が出現!スーパー巨大ロボDYNAMO、発進!
こ、これは...おもしろすぎる!今回、収録された中で、一番おもしろいです!尺も長く、30分1話ものらしい。それだけ、中身も、濃いです。
なんてったって、巨大ロボDY.NA.MO.(Dynamic Nanotechtronic Monobot)が、いいよね。デザインが、PPGの3人の特徴を合わせたような感じですが、表情は、どこか凶悪そうで、おもしろい。とにかく、このDYNAMOと怪獣の戦いは、かなりこりまくりです。
DYNAMOの発進シーンとか、「マジンガーZ」っぽくて、かっこいいし、その後、現場へ向けて飛び立つ所とか、「STAR TREK」で、連邦の船が、ワープするときのパロディか?それと、戦う前に、無意味にポーズつけたりするのは、戦隊ものの影響かな?怪獣を、手裏剣で倒した後、突然、踊り始めるのも何かのパロディなのか?意味不明。
特に好きなシーンは、DYNAMOの全身からミサイルが次々現れるとこ!カートゥーンにしては、細かい書き込みとかあって、あっぱれって感じ。(さらに、板野サーカスでもあれば完璧なんだけど、そこまで要求するのは無理か。)
もう一つ、この作品の見どころは、話の舞台となるリトルトーキョーのBonsai Gardens Park!変な日本語の看板や通天閣もどきの建物などがあって、とっても怪しげ。
それと、忘れちゃいけないのが、PPGの水着姿!なんと、ビキニですよ!この体型で、ビキニ着られてもな〜って気がするが......。でも、Buttercupのグラサンは、とっても似合ってたよね。ちらっと出た、宇宙服姿の3人も、いかすぜ。さすがに、PPGでも、宇宙空間では、生身でいられないのね。

「MR.MOJO'S RISING」

>今、Mojo JojoとPPGの出生の秘密が明らかに!
つまり、Mojoのおかげで、PPGが生まれたってわけですね。そのことを、すっかり忘れてる教授の記憶力って、にわとりなみか?
あと、笑ったのが、教授が、Jojoのことを思い出す時、教授の顔にカメラがよって、ついに目のアップになるんだけど、その時なぜか、リアルな絵柄の目になるのが、変なの。

「POWERPUFF BLUFF」

>偽PPGが現る!
この偽者のデザインが、もう最強最悪で、一目見たら忘れられない。大の男3人が、PPGのコスプレしただけって感じで、すね毛もまるだし。裏声をつかった声まねも、気色悪りー。もう、降参です。でも、実際に、こんなコスプレするやつがいそうで恐いね〜。
また、本物と偽者の区別を、市民ができないんだから、しょうがないよね〜。全然違うじゃん。なぜ分からん!さらに、本人たちも、戦ってる最中、混乱して仲間を攻撃するし。おもしろすぎるぞ!
あと、本物が、間違えられて刑務所に入れられるんだけど、偽者の正体をつきとめたので、脱獄しようとする時、Blossom一人、「いけないわ」とか言ってるのが、らしくてよい。その後、さっさと行っちゃった二人に気づき、あわてて、追いかけるのが、かわいいね。

「CAT MAN DO」

>教授、ネコにあやつられる
このネコのデザインが、またかわいいニャー。Buttercupまで、そのとりこにするんだから、すごいです。でも、その正体は、よくわからんけど、人を操って、怪しい機械を作らせる悪者だ!
それにしても、3人にネコを飼ってもいいかと聞かれた時の教授、恐いね。自分が、子供の時、飼えなかったのが、そんなに悔しいのか?
あと、とりつかれたように(実際にとりつかれてるのか...)、機械を作る教授のマッドサイエンティストぶりも、おもしろいです。

2000/07/10

ビデオ「THE POWERPUFF GIRLS」「Monkey See,Doggie Do」編

未だに書いてなかった、もう1本のビデオの感想をアップしておこう。アニメ誌の「AX」にも記事が載ったことだし(1Pだけど...)

「MONKEY SEE,DOGIE DO」

>Mojo、アヌビス神の神像を使って、世界中の人を犬に変えて操る
この話のみどころは、やはり子犬になった3人でしょうね。それぞれ、Blossomはオレンジ、Bubblesは黄色、Buttercupは黒の子犬にされてしまいます。最初、それぞれのイメージカラーであるピンク、水色、キミドリにならないのはなんでかな〜と思ってたんですが、髪の毛の色に合わせたわけか。全身毛で覆われるんだから、そうなるよな。納得。
子犬に過剰反応するBubblesもかわいい。犬になった教授(やっぱりカクカクのデザインなのが、おかしい)とのやりとりも、ほほえましいね。

「MOMMY FEAREST」

>独身の教授は、妻がいなくてさびしいらしい
で、スーパーで出会った美女にひとめぼれ。緊張して「i,i,i...」としか言わない教授はなさけないね。緊張してる教授に変わって、勝手に話をまとめる3人がおかしい。また、名前いうときに、いちいちみえきる3人、変なの。
あと、この回に、Bubblesの下着姿が登場します。なるほど、あの服の下は、ああなってたのか。

「TELEPHONIES」

>Gangrine Gangのイタズラ電話大作戦
いきなり、冒頭でナレーターにいたずら電話をかけるギャング、とばしてるね。
だまされて出動して、悪党の前で、うろたえる3人が、かわいいね。最後、夜中にかかってきた電話も、いたずらだと思って目からビームで電話器を壊すButtercup。最高です。
結果的にMojoたちにやっつけられるギャングたち、ラストのナレーションもそれに合わせたものになってるのが、おもしろい。
あと、今回のビデオで、初めてHimが、喋ってるのを聞いたが、なるほど、すごく嫌らしい声だ。絵本とか読んでて、PPGの3人が、やけにHimを嫌ってんのは何でかな〜と疑問に思ってたけど、今回なんとかく、わかったような気がする。

「MIME FOR A CHANGE」

>街から色がなくなった!誰のしわざだ!?
これはもう3人の歌でしょう。もう最高のできです。今回のビデオに収録された中では、1番のお気に入り。
交通事故で怪しげな液体を浴びた道化は、ものをさわると、それを白黒にしてしまう怪人Mr. Mimeになってしまいます。そいつのせいで、街中、そして市民がモノクロになり、ついでに音も消えてしまいます。この事態にBubblesがうろたえまくり、クレヨンで、街を塗ってもとに戻そうとがんばります。けなげですね〜。しかし、ついにはBlossomやButtercupまで道化に襲われ色をうしない死んだようになってしまいます。たった1人残ったBubbles、クレヨンで2人を塗りますが、そんなことでもとに戻るはずはありません。この辺のBubblesの気持ちが、よく表現できてて、こっちまで悲しくなります。で、結局どうするのかと思えばいきなり、ドラムをたたいで歌い始めます。すると、みるみる色が広がりなぜかギターを持ったBlossomとButtercupがもとにもどり、いしょに演奏を始め街はすべてもとの色を取り戻します。なんだかすごい発想ですねー。強引と言えば、強引だが。最初の方で、3人がバスに乗ってるときBubblesが、クレヨンで絵を描きながら歌ってたのは、このための伏線か?この時の歌もかわいし、それをお姉ーちゃんっぽく見守ってるような表情のBlossomもかわいくて、結構好きなシーンです。
さて、ことの張本人の道化ももとに戻って3人に感謝しますが、3人にぼこぼこにされ刑務所送りになるという結末もすごいですね。実際、この道化のキャラって、うるさくって結構うざいのでこのラストは、スカッとするね〜。

「THE BARE FACTS」

>さらわれた市長、3人に助けられるが、なぜか笑われてる
今回は3人の説明シーンとラストカット以外、すべて画面が市長の見ための映像になってるのが、おもしろい。そのせいで、Mojoに襲われ気絶してから救助されるまで、画面が真っ暗なんで一瞬ビデオの故障かとあせったぜ。音は、ちゃんと聞こえるんだけどね。計ったら1分20秒ほどあったよ。
で、助けられた時、市長が3人にクスクス笑われてるんで、その理由を聞くわけだけど、3人がばらばらのことを言うんだよな。おもしろいのが、救助するまでを説明する時の画面で、3人それぞれ絵柄が違うのだ。Bubblesの時は、Bubblesが描いたクレヨン画みたいな画面で、Blossomの時は、いつもの絵柄だが、全体にピンクがかった色調、Buttercupのときは、白、緑、黒の3色だけをつかった影絵風の渋い絵。それぞれ、3人が好き勝手しゃべるので、絵柄が3人のセリフに合わせて、ころころ変わるもんだから、そのギャップがたのしいのよ。説明の仕方も3人それぞれで、Bubblesは関係ないことに話を脱線させるし、Buttercupは、実況中継っぽいし、Blossomは、戦略を細かく説明し始める、といった具合。3人の個性爆発で、大変おもしろい。
でも、結局、なぜ笑ってるかという話の確信になると時間がないとか言って去って行く3人。そのおちは....まあ、見てのお楽しみということで。

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